1月28日(金)に、研究発表会を行いました。二小では、この2年間で、児童の「書く力」を高めるための研究を行ってきました。
この日、3年生では、「ものしりはかせが教えます!」の第5時間目の授業でした。第1時で自分の調べたいことや調べる方法を考えました。第2・3時で調べたことを情報カードに書き出し、第4時で情報カードに書かれた内容を短冊カード(短冊状の細長いカード)に短い文で書き出しました。短冊カードは、一人あたり十数枚~数十枚程度になりました。短冊カードを利用することで、情報の分類や並び替えをしやすくするのがねらいです。
子供たちは、短冊カードを使って、自分が伝えたいことに合わせて情報を取捨選択したり、内容のまとまりごとに分類したり、書く順番に並べ替えたりして、文章の組み立てを工夫して考えることができました。
また、文章のより良い組み立てを考えるために、友達と意見交流もしました。意見交流では、互いに客観的な視点でアドバイスし合って、文章の組み立てを改善する姿が見られました。
子供たちが積極的に活動する様子を見て、子供たちの「書く意欲」が高くなったことを感じました。また、研究授業後に、短冊カードを見ながら、迷いなく下書きを書き進める姿を見て、子供たちの「書く力」が高くなっていることを感じました。これから、子供たちがどんな文章を書くのか楽しみです。